去る10月11日(水)に、トークライブの第二弾として「「働く」がつくるまちと文化」を開催しました。
登壇者は朱雀協働計画/京都信用金庫の山口一剛さんと、世界文庫/世界文庫アカデミーの古賀鈴鳴さん。会場は、皆さんにおなじみの、ひと・まち交流館地下1階ワークショップルームの2室をぶち抜き、いつもは机と椅子がまっすぐに並べられていますが、今回は椅子のみをご登壇のゲストにより近づけて並べたため、70人を超える参加者に入っていただくことができました。
お二人からの活動紹介の後に会場から出た質問に答える形でお二人の対談がスタート。会場からの質問に答えながら進められました。質問は、お二人の活動のこと、お二人が現在の地に拠点をおかれたきっかけ、今後のこと、質問者の活動へのアドバイスなど、多岐にわたり、それぞれに対して登壇者ご自身の体験や実感をもとにお答えいただきました。その中でもお二人に共通していたのが、様々な人と出会うこと、その人を知り、深く関わることの重要性でした。
全く異なる属性・活動内容を持つお二方の対談から、「まちづくり」をする、身構えるのではなく、地域や周辺の人びととの結びつきを大切にすることで、それが結果的に「まちづくり」「地域づくり」につながるということが浮かび上がってきたのではないでしょうか。
今回のトークライブは、休憩中にソフトドリンクをお召し上がりいただきながら、ご登壇のお二人と、あるいは参加者同士で交流していただくために、ドリンクコーナーを設けました。
第三弾の最終回は、10/25(水)に開催。「小さなシェアが生む力。」をテーマに、一人ひとりの力を寄せ合って、成長し続ける活動のしくみについて、教育や経済の視点も交えた議論を行います。登壇者は『日本のシビックエコノミー』編著者の紫牟田伸子さんと、寺小屋プロジェクトの荒木勇輝さんです。
紫牟田さんは、トークライブの当日に拠点とされている関東から京都にお越しいただきます。京都だけではない、日本各地の様々な取り組みや事例、その豊富なご経験をもとにお話いただけるのではないでしょうか。
荒木さんは、「一生を通して学び続けることができる人を育てる」という理念の下で「学び」の形を作り上げ、日々実践されています。活動の背景となる想いなどをお聞かせいただけるのではないかと思います。
▼お申込みなどの詳細はトークライブ特設HPをご覧下さい。▼
http://kyoto-machisen.jp/20th/event/event_01.html