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「失いたくない風景がある。つないでいきたい文化がある。」 京町家は年々減少の一途をたどっています。今こそ、市民、企業、行政が力を合わせて京町家を次代に受け継いでいく、このための新しい仕組みづくりとして、基金の設立がかねてからの課題でした。
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| 京町家の危機は京都の文化の危機 | |
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京町家は京都のまちなかでの暮らしの文化、空間の文化、まちづくりの文化が息づく京都の文化そのものといえます。しかし、京町家は今、大きな危機に瀕しています。京町家まちづくりファンドは、このような状況を憂慮された篤志家の方からの寄付が設立の契機となっています。 |
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京町家は減少しています。
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たくさんの町家が失われ、ガレージなどに変えられています。
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京町家は変容しています。
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現在、残存している京町家の8割以上から、出格子、虫籠窓、土壁など京町家の特徴的な外観のうち、何らかの要素が失われています。また、通りに面した部分をモルタルで塗り固めたり、木や土以外の建材で覆ってしまう、外見上はもはや京町家には見えない「看板建築」は、全体の20%にも及んでいます(平成15年度京町家まちづくり調査結果)。 |
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京町家の居住者や所有者は悩んでおられます。
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京町家にお住まいの方の5割以上が、住み続ける上での問題点として、耐震・防火対策や、維持・修繕の資金のことをあげておられます(平成15年度京町家まちづくり調査結果)。祖先から受け継いだ資産とはいえ、京町家に住み続けるための心理的、経済的負担は決して軽いものではありません。 |
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皆様からの寄付金を基金に積み立て、その運用益により、助成事業に取り組みます。運用は、長期の公債等、低リスクで比較的高金利の金融商品で行っています。平成17年の設立当初は、1億5千万円の基金からスタートしました。しかし、この資産額では、十分な助成事業を展開できません。京町家まちづくりファンドを継続的な事業に移行していくためには、資産額が最低でも10億円程度必要です。今は、基金を取り崩して改修助成モデル事業を行っております。皆さんのご支援ご協力をお願い申し上げます。 |
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京都市が行っている「伝統建造物群保存地区」や「歴史的意匠建造物」、景観法による「景観重要建造物」などの対象とならなかった京町家に対して助成を行っています。京町家まちづくりファンドは,京都市の取組を補完する役割を担います。 |