PROJECT

吉田神楽岡旧谷川住宅群プロジェクト【令和1・2・3年度選定】

京都市左京区・吉田山の東側にある「吉田神楽岡旧谷川住宅群」は、大正後期から昭和初期にかけて建てられた近代和風住宅の家々が、100年近く経った現在も、ほぼ当時の状況を維持しながら住み続けられている地区です。29軒中22軒が残存し、うち14軒が国登録有形文化財や京都市の景観重要建造物、歴史的風致形成建造物に指定されています。

このプロジェクトは、個々の住宅に対する改修助成ではなく、「通り景観の修景」といい、公共空間を含む石畳道路や側溝、石垣、擁壁の修繕に対する費用補助を行っています。勉強会なども開催されている町内会の皆さんと協力して、景観に対する理解を深め、少しずつ修繕を進めています。

※令和元年度より3期連続で選定。
※吉田神楽岡旧谷川住宅群は観光地ではなく、閑静な住宅地であることにご配慮ください。

Project News

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