京建物カルテ

趣旨目的

京都には、京町家の他にも近代和風住宅や洋館、古民家、農家住宅など、まちなみ景観を特色付け、まちの人々に大切にされてきた建物が数多く存在しています。それらの建物を「きょうたてもの」と名付けました。
「京建物カルテ」は、これらの建物を次代に継承するため、的確な調査をおこない、その建物の特徴や由緒などを適切に評価し、明らかにすることで、所有者や関係者の認識を深め、大切に維持・継承されていくことを目指しています。

京建物カルテ

京建物カルテ対象の要件

■ 所在地 京都市に存する建物
■ 建築年代 築50年以上を経過した歴史的な建物
■ 建物用途 原則として、現在又は過去に住宅又は商いを営んでいた建物
■ 建物規模 原則として、3階建て以下の建物
■ 特色
  • その時代の特徴を表し、歴史的な価値が認められる建物
  • 独自性に優れ、意匠的な価値が認められる建物
  • 地域で愛され、その土地固有の文化を伝承してきた建物
■ 建物改変 著しい改変がなされておらず、建築当時の様子がよく残されている建物
ただし、改変により歴史的な価値が付加されたものは対象とする。
■ 前面道路 原則として、出入口が面する路地等の有効幅員が概ね1.2m以上ある建物

申請者は建物所有者です。手続きを委任することもできます。

※詳しくは窓口までお問い合わせください。

京建物カルテ概要

● 表紙 正面写真・付近見取図  
● 文化情報 1 建物の概要
2 由緒・沿革    ・・・
3 建物の特徴    ・・・

4 考察
 
地域の歴史、建物の由緒
外観の特徴、内部の特徴
建物ごとに特徴及び復原的考察、文化的特徴
● 建物情報 5 現況調査    ・・・・ 適切な維持管理ができているか、劣化状況を目視によるチェック
(構造・規模により調査不可)
● 図面 6 図面    ・・・・・・ 配置図・平面図

申請から交付までの流れ

フロー図 PDFダウンロード WORDダウンロード

【 ご注意 】

*京町家カルテ委員会は定例で開催しております。日程等についてはお問合せ下さい。
*申請から交付までに概ね2〜3ケ月かかります。

■ 事前相談に必要なもの

下記書類を、京都市景観・まちづくりセンター窓口へご持参ください。(事前に来訪日時を担当者へお伝えくださるようお願いします。) 事前相談後に、担当者による現地確認をおこないます。

  1. 付近見取り図(住宅の所在地がわかる地図)
  2. 外観及び内観(各部屋)の写真
  3. 間取図(ある場合)

■ 申請に必要なもの

事前相談および担当者による現地確認の後に、申請書に必要事項を記入の上、下記書類を、京都市景観・まちづくりセンター窓口へご持参ください。(事前に来訪日時を担当者へお伝えくださるようお願いします。)

  1. 京建物カルテ申請書  > > >   PDFダウンロード   WORDダウンロード
  2. 登記事項証明書(建物)(3ヶ月以内に発行されたもの)

申請は建物の所有者が行ってください。申請者の委任を受けて手続きを代行される場合は、申請書裏面(2ページ目)に申請者(委任者)の署名記入をしてください。

※申請書を提出される際には、申請者または、受任者の方の身分証明書(運転免許証、宅地建物取引士証書、保険証など)をご提示いただきます。

■ 事業内容詳細ダウンロード

京建物カルテ チラシ

京建物カルテ 規程

京建物カルテ 基本方針

■ お問い合わせ

ご質問、ご相談はお気軽にお問合せ下さい。

■ お問い合わせ先

公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター

075-354-8701 FAX075-354-8704 machi.info@hitomachi-kyoto.jp

 開館時間   月曜日〜土曜日:9:00~21:00 日祝:9:00~17:00

  休館日    毎月第3火曜日(国民の休日にあたるときは翌日)年末年始(12/29~1/4)