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~新たなクリエイティブ拠点創出へ~
「未来と町家をマッチする
トークセッション」

京町家等継承ネットは、不動産、金融、法律、行政などの専門団体の協働により、京町家の所有者・居住者と共に協力して京町家等の保全・継承の活動を実施しています。「未来と町家をマッチする トークセッション」では、京町家をはじめとする歴史的建造物の、新たな活用者となる担い手の発掘や、保全・継承に寄与する多様な先進事例を紹介しています。京都の地域社会に根差した活動や創造的なビジネスを展開されている講師をお迎えし、場を創り、人と繋がることの可能性を示唆するアイデアやメッセージをお届けします。

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~QUESTIONタウンミーティング~
「未来と町家をマッチする トークセッション2025」

テーマ:京町家暮らしのリアル 京町家の新しい可能性
トークセッション2025
テーマ:
京町家暮らしのリアル

京町家の新しい可能性
収録日:令和7年8月29日
京町家の保全・継承について、より実効性の高い施策への再構築に向けた取組の一つとして、「京町家を未来につなぐタウンミーティング」を京都市と共に実施しました。このトークセッションでは、京町家の居住者や実際に活用している方を招き、京町家の「リアル」を語り、会場の参加者とともに、自分事として京町家を未来につなぐためにできることを考えました。
登壇者:
荒川 朋彦 氏
(有限会社キタ商事 取締役)
カルドネル島井 佐枝 氏
(MUZ ART PRODUCE 代表)
ダイモン ナオ 氏
(イラストレーター、「草と本」 店主)
西澤 徹生 氏
(株式会社ニシザワステイ 代表)
三島 奈月 氏
(京都美術工芸大学 学生)
司会:中嶋 節子 氏(京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授)
会場:コミュニティ・バンク京信 QUESTION 7階 Creative Commons
主催:京都市
共催:コミュニティ・バンク京信(京都信用金庫)
京町家等継承ネット
公益財団法人京都市景観・まちづくりセンター

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~新たなクリエイティブ拠点創出へ~
「未来と町家をマッチする トークセッション2024」

テーマ:クリエイティブ拠点をつくる
トークセッション2024
テーマ:
クリエイティブ拠点をつくる
収録日:令和6年2月26日
京都のまちなかで新たに京町家を活用し、学生と企業、子ども、クリエイターが集う居場所を提供されている方々をお迎えし、多様な活動の状況や、なぜ京町家を選ばれたのかをお聞きし、さまざまな社会ニーズとそれに応える京町家の可能性、実現性について掘り下げていただきました。
登壇者:
阿久津 泰紀 氏
(株式会社ブイ・クルーズ代表取締役)
宿野 秀晴 氏
(Medico-tec株式会社代表取締役、つくるまなぶ京都町家科学館館長)
西山 涼二 氏
(一級建築士事務所「さんかくデザインラボ」主宰、「ギャラリー八角」主宰、クリエイターコミュニティ「かもがわクリエイティブベース」主宰)
司会:乾 明紀 氏(京都橘大学経済学部経済学科教授)
収録場所:かもがわクリエイティブベース

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~新たなクリエイティブ拠点創出へ~
「未来と町家をマッチする トークセッション2023」

vol.1エリアイノベーションへの挑戦
vol.2 イノベーションを京都から
トークセッション2023 vol.1
テーマ:
エリアイノベーションへの挑戦
収録日:令和5年1月16日
任天堂創業家一族により設立された「Yamauchi-No.10Family Office」のBusiness Incubation Teamから講師を迎え、任天堂創業の地である五条エリアにおける今後の事業を見据え、変貌しつつある五条エリアのポテンシャルや地域貢献への展望を伺いました。
登壇者:
Yamauchi No.10 Family Office、Business Incubation Office
岡田 光 氏(マネージングディレクター)
森元 貴之 氏
吉村 直途 氏
司会:柳沢 究 氏(京都大学大学院工学研究科准教授)
収録場所:西橋詰町の長屋(株式会社魚谷繁礼建築研究所)
トークセッション2023 vol.2
テーマ:
イノベーションを京都から
収録日:令和5年1月24日
歴史的建造物や京町家をリノベーションして研究開発や人材育成の拠点とされている方々を講師にお迎えし、なぜ京都を、なぜその拠点を選ばれたのかを伺いました。さらに、イノベーションを創出する場とは何か?京都から発信することの強みや可能性について掘り下げていただきました。
登壇者:
山内 英貴 氏
(一般社団法人京都ラボ代表者、株式会社GCIアセット・マネジメント代表取締役CEO)
井上 功 氏
(「守破離」所有者、株式会社リクルートマネジメントソリューションズマスター)
司会:柳沢 究 氏(京都大学大学院工学研究科准教授)
収録場所:京都ラボ(会場協力 一般社団法人京都ラボ)

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~新たなクリエイティブ拠点創出へ~
「未来と町家をマッチする トークセッション2022」

vol.1 「京都」という選択。
vol.2 「京町家」を継ぐということ。
トークセッション2022 vol.1
テーマ:
「京都」という選択。
開催日:令和4年2月14日
京都を拠点に創造的なビジネスを展開されている講師をお迎えし,京都で仕事をし,場を創り,人と繋がることの可能性について語り合います。感度の高い企業が,あえて古い木造建築をリノベーションして拠点とした意図を探ります。
登壇者:
近藤 淳也 氏
(株式会社OND代表取締役社長)
田根 佐和子 氏
(株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー コミュニケーター 旅人)
司会:柳沢 究 氏(京都大学大学院工学研究科准教授)
開催場所:京都もやし町家
トークセッション2022 vol.2
テーマ:
「京町家」を継ぐということ。
開催日:令和4年2月17日
創造的な場づくりや活用スキームの実践をされている京町家所有者を講師にお迎えし,先進的な活用事例を御紹介いただきます。受け継いできた京町家に対する想いを伺い,地元京都に資産を持ち続けるにあたり,京町家が直面している課題と未来を考えます。
登壇者:
荒川 朋彦 氏
(有限会社キタ商事取締役)
小笹 嘉洋 氏
(京町家賃貸モデル事業の京町家所有者)
司会:高村 学人 氏(立命館大学政策科学部教授)
開催場所:新大宮広間
岡田 光
(おかだ ひかる)
Yamauchi No.10 Family Office、Business Incubation Office マネージング・ディレクター
ヒルトン、ハイアット、ペニンシュラ等の外資系ホテルでのセールス&マーケティング経験を経て、2003年(株)トランジットジェネラルオフィスに入社、常務執行役員兼CCOとして、ホテル、旅館、レストラン、レジデンス、オフィス、スパ、鉄道、地域再生案件等のブランディング、クリエイティブディレクション、プロジェクトマネージメント業務統括を10年以上担当。2022年独立し(株)SciFunxionを設立。同年、現オフィスのBusiness Incubation部門の責任者に就任。
森元 貴之
(もりもと たかゆき)
Yamauchi No.10 Family Office、Business Incubation Office
大学院にて建築学専攻を修了後、2011年に(株)博報堂入社。約10年に渡り、不動産、食品、飲料、化粧品、音楽レーベル等におけるパートナーとして、VI刷新や新ブランド立上げ、社内横断共創組織のマネジメント等のブランディング業務をはじめ、広告、イベント、PR、コンテンツ制作等の広告領域も担当。2022年より現職。
吉村 直途
(よしむら なおと)
Yamauchi No.10 Family Office、Business Incubation Office
2015年、伊藤忠商事(株)繊維部門に入社し、女性下着ブランド向けOEMを担当し、ブラジャーの生産管理を経験。2017年、(株)ファミリーマートに出向。2019年より、アパレルブランド創出プロジェクトのリーダーとして、パリコレデザイナー落合宏理氏と共同開発した「コンビニエンスウェア」の企画・開発、事業推進を担当し、2021年「グッドデザイン賞」を受賞。2022年より現職。
柳沢 究
(やなぎさわ きわむ)
京都大学 准教授
京都大学大学院工学研究科 建築学専攻居住空間学講座
究建築研究室代表、名城大学准教授などを経て、2017年より現職。博士(工学)。一級建築士。地域の個性と時間的な奥行きを備えた都市・建築の実現を目指して、アジアの伝統的居住空間の調査、住経験の研究、住宅・リノベーション の設計等に取り組む。2020年の灯商店の立ち上げを契機に、研究室にて菊浜地区における調査研究を開始。
山内 英貴
(やまうち ひでき)
一般社団法人京都ラボ 代表者
株式会社GCIアセット・マネジメント 代表取締役 CEO
日本興業銀行でトレーディング、デリバティブ関連業務に従事した後、2000年4月に独立し、オルタナティブ投資とグローバル投資を専門的に取り扱う資産運用会社グローバル・サイバー・インベストメント(現GCIアセット・マネジメント)設立。 2007年4月より東京大学経済学部非常勤講師。 東京大学経済学部卒。
井上 功
(いのうえ こう)
「守破離」所有者
株式会社リクルートマネジメントソリューションズ マスター
1986年リクルート入社、企業の採用支援、組織活性化業務に従事。
2001年、HCソリューショングループの立ち上げを実施。以来11年間、リクルートで人と組織の領域のコンサルティングに携わる。
2012年より現職。イノベーション支援領域では、イノベーション人材開発、組織開発、新規事業提案制度策定等に取り組む。近年は、異業種協働型の次世代リーダー開発基盤≪Jammin’≫を開発・運営し、フラッグシップ企業の人材開発とネットワーク化を行なう。
近藤 淳也
(こんどう じゅんや)
株式会社OND代表取締役社長、株式会社はてな取締役、NPO法人滋賀一周トレイル代表理事、トレイルランナー、ときどきカメラマン
三重県出身。京都大学理学部卒業。2001年にはてなを設立し,ブログなどのサービスを開発。2016年東証マザーズ上場。2017年株式会社OND設立。不動産エンターテーメント「物件ファン」,トレイルランナーのためのトラッキングサービス「IBUKI」,京都市内の複合施設「UNKNOWN KYOTO」を運営。
田根 佐和子
(たね さわこ)
株式会社ロフトワーク MTRLプロデューサー、コミュニケーター、旅人
2006年入社の古株社員。大阪出身。2011年,京都オフィス開設時のオープニングスタッフとして関西に戻る。2015年,京都のオフィスが現在の場所に移った後,ディレクターからコミュニケーターに。現在,人と人をつなぐ業務を担っている。
小笹 嘉洋
(おざさ よしひろ)
京町家所有者
京町家賃貸モデル事業第1号の京町家所有者。株式会社リクルートに22年勤務した後,京 都で笹塾をはじめる。笹塾という名前は,小笹の笹であり緑豊かな世の中への願いを込め た。現在は笹塾主催で,林英臣先生を講師に京都綜學院を運営している。日本の原点に還 り,生き方を学ぶ学び舎である。
高村 学人
(たかむら がくと)
立命館大学政策科学部教授
博士(法学)。専門は,法社会学。国土交通省・空き地等の新たな活用に関する検討会委員 (2017年度),国土交通省・所有者不明土地法の円滑な運用に向けた先進事例構築推進調 査有識者委員会委員(2019〜21年度)
阿久津 泰紀
(あくつ やすのり)
株式会社ブイ・クルーズ代表取締役
1972 年神奈川県生まれ。ベンチャー企業勤務、コンサルタント、IT 関連企業の起業等を経て、2017 年株式会社ブイ・クルーズを設立。IT 関連のアプリ開発事業を軸に IT 関連コンサルティング業を展開。また、自社サービスとして様々なソーシャル関連事業(*)を推進中。
(*)地方創生事業:廃校活動オフィス(京都府南丹市 Soi/Nishihonme)
   プラットフォーム運営事業:お坊さんマッチングサービス(Hey!Bouz)
   産学官連携プラットフォーム事業:IeRe(アエル)
宿野 秀晴
(しゅくの ひではる)
Medico-tec株式会社代表取締役、つくるまなぶ京都町家科学館館長
1986 年社内ベンチャーとして、科学展示装置に特化した事業を立ち上げ科学館等への納入実績を経て、2003 年 Medico-tec株式会社を創業。2019 年「つくるまなぶ京都町家科学館」を創設し、STEAM 教育の講座や装置の開発に精力的に取り組んでいる。
西山 涼二
(にしやま りょうじ)
一級建築士事務所「さんかくデザインラボ」主宰、「ギャラリー八角」主宰、クリエイター コミュニティ「かもがわクリエイティブベース」主宰
1987 年広島生まれ。京都大学建築学科卒業後、ゼネコン入社(現場監督)、アフリカ縦断を含む世界一周の旅を経て、建築事務所入社(設計職)。2018 年一級建築士事務所さんかくデザインラボ設立。2021 年ギャラリー八角を設立。2023 年かもがわクリエイティブベースを設立し、現在に至る。
重要文化財聴竹居ガイドスタッフ、京都芸術大学 非常勤講師としても活動
乾 明紀
(いぬい あきのり)
京都橘大学 経済学部 経済学科 教授
京和傘などの卸売商の四代目として下京区に生まれ、京町家で育つ。
大学で歴史を学び、家業を継ぐ予定が、グローバル化やモータリゼーションの進展などにより大学職員としてキャリアをスタートさせる。京都学生祭典の学生支援責任者などを担当したことが転機となって大学教員となり、現在に至る。
専門分野は、キャリアデザイン論、探究学習論、シティズンシップ教育論
荒川 朋彦
(あらかわ ともひこ)
有限会社キタ商事 取締役
京都市北区に生まれ育って、現在も生活中。家業の不動産管理業務を引き継いで、自身の愛する地元「むらさきエリア」の魅力向上と新たなブランディングに奔走している。先祖から受け継いだ京町家のオーナーとして、新しい活用方法を模索。新大宮広場」オーナー
カルドネル島井 佐枝
(かるどねるしまい さえ)
MUZ ART PRODUCE 代表
ニュイ・ブランシュKYOTO、ARTAOTA、FOTOZOFIOなどのアートイベントを手がける。自身も京町家に居住し、京町家まちづくりファンド委員も務める。
ダイモン ナオ
(だいもん なお)
「草と本」店主
京町家を改修し、アトリエとイベントスペースを兼ねた1組限定の宿「草と本」を上京区にオープン。地域のコミュニティの場としても活用されている。自身も京町家に居住し、日々の暮らしを発信。
西澤 徹生
(にしざわ てつお)
(株)ニシザワステイ 代表
京都市中京区出身。旅行会社勤務後、独立。京町家を改修した1棟貸し宿泊施設「KYOMACHIYA-SUITE RIKYU」や、地元住民と観光客、京都の事業者をつなぐ拠点「SIGHTS KYOTO」を開業するなど、対話を通じて京都の本質を感じられる新しい観光を提唱。
三島 奈月
(みしま なつき)
京都美術工芸大学 学生
大学進学とともに町家に興味を持ち、京町家を題材に調査研究を実施。町家関連イベントやプログラムに数多く参加。
中嶋 節子
(なかじま せつこ)
京都大学大学院 人間・環境学研究科 教授
コロンビア大学客員研究員、大阪市立大学大学院生活科学研究科准教授、京都大学大学院人間・環境学研究科准教授を経て、2015年より現職。研究分野は建築史、都市史、景観論、文化財保存。京都市京町家保全・継承審議会委員、京都市京町家施策検討専門部会部会長。博士(工学)、一級建築士。

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